嫉妬と羨望と尊敬

☆誰となく
 や、それは間違いなく買い被りです(苦笑)確かに色々な分野に携わることは出来ましたが、結局そこに今いないということは「ものにならなかった」ことに相違ありませんし。
 ですから普段付き合っている人が多方面にいる、というのは即ち彼らが「ものになった」人間たちであり、私にとっては勝てない相手なわけです。
 そんな彼らに少々の嫉妬がないとは言えません。もしかしてほんのちょっと天秤が傾けばそこにいたのは私かもしれません。ですが、そんな負の感情よりも今でも交友があるということ、素直に尊敬できる人間たちであることの方がずっと大事で幸せなことだとこの歳になると思うのですよ。
 幸い、今私には目標と好敵手がいます。目標は遥か高みにあり、好敵手はうっかりするとあっと言う間に私を置いてけぼりにします。この緊張感の為なら相応の努力をすることに何を厭うことがありましょうか。

 多分、かつての私を知る人ならば今の私は随分と歯がゆいかとは思います。地方でのんびりとお店をかまえるのも悪くはないですよ、お勧めはしませんけどね(苦笑)
(ま、それでもなんやかんやと中央に引っ張り出されるのも嫌いではない辺り、まだまだ若造とも言えるのですけどね)