パーティの後に

 二次会へのお誘いを丁重に断り、「正嗣」へ。相変わらずの行列で30分待ち、といったところでしょうか。同行者がいたのでお土産だけ買うことに。

「また今度食べに来ます」

とは言ったもののいつになる事やら。
 そのまま足を伸ばして某洋菓子店へ。私の師匠筋にあたるところなのですが「輝楽」の一件を知って内心心配していたところ、元気そうでほっと一安心。

「なかなか来られないだろうからね。こうやって顔を出してくれるだけで嬉しいよ。」

とは言われたものの正直恐縮の態。折角だからと一息つくことにしたのですが、同行者がケーキを食べて一言

「美味しい……何これ!」

あっという間に食べてもう一つ注文。カロリーを気にする方が珍しい、とは思いましたがそれだけの完成度を誇りますからねぇ。

「ぐれい(仮名)さんが甘味に妥協しない理由がわかりました……」

わかっていただけたようでなによりです。それにしても嗚呼、頂は遙か遠い。