Logicool V-20を使ってみる

 普段iTunes経由で音楽を聴くときは、光出力経由でそれなりのアンプ&スピーカに繋いでいるのですが、それとは別に取り敢えず繋いでおけるスピーカが欲しい、ということで幾つか物色。
 光出力と併用したいとすると別途インターフェースとしてはFireWire Soloも持っているのですが、MacBookMacMiniともにFireWireは一つしかないので、ストレージに専念させたいところ。結果的にUSB出力、手軽さを考えるとバスパワードということでスタパ氏の記事も参考にしてLogicool Notebook Speakers V-20をお買い上げ。
 特徴は前述の記事に書かれているので、あくまで個人的な感想を述べると「Mediamateっぽい」というと誤解を与えてしまいますかね。やけに効率がいいのかバスパワードとは思えない音量が出るわ、多少ブーミーなくらいに中低音が出たりと、今まで聴いたことのあるUSBバスパワードスピーカの中では別格とは言えると思います。ケーブルが直付け&スピーカ筐体の脇から出ているのが取り回し面で難あり、各種ボタンが小さく固くて押しにくい、という操作面での難ありと決して優等生とも言えないスピーカですがその音質だけで選ぶという選択もありかな、とは思います。もうちょっと物量を投下すると今度はポータブルという特性を減じそうですしねぇ……難しいところです。
 今回求めていた要素である「USBバスパワード」で「そこそこ聴ける」は満たしているので個人的には納得の買い物でしたが、シンプルであるが故に「割り切れる」人だけにお勧め出来る、ちょっと尖った製品かなぁ。