或る男の死
正直触れたくない話なのですが、忘れたくもないので。
かつて多方面を震撼させた宮崎勤なる男の死刑が執行されました。例の秋葉原通り魔事件との関連性云々という話もありますが、死刑執行についてはその『重さ』からその手続きには相当の時間と労力を費やしますので、流石に穿ち過ぎでしょう*1。
いずれにしても80年代後半に漫画・アニメ等に興味を示していた人間*2であれば、負の影響を少なからず与えた人物だけに思うところは多々あります。しかし、その後の彼の発言も含めて、ついぞ彼を理解することは出来なかった……ことは人としてきっと幸せなことなのでしょうが、事件から20年近くを経て結局残ったのは「わけのわからない気持ち悪さ」だけというのも気持ち悪い話です。
被害者には改めて安らかなお眠りをお祈り申し上げます。