で、それはともかく

 私向けのネタだったので頂戴(笑)

秋出し系のお茶はあんまり好みじゃないなあと思ったり。
セカンドフラッシュが美味しいのは紅茶だけだっけ?
蔵出しだからセカンドフラッシュとは違うのか。

 まず、いわゆる「秋出し」「蔵出し」もの。茶葉は新鮮なものほどいい、というのが原則なのですが適切な「熟成」を施しますと風味が増します。これは緑茶に限らない話で、紅茶もシーズンものを半年熟成させると...というのはあるんですよ。後述しますが、2003のダージリンセカンドフラッシュではマカイバリ農園がまさに熟成待ちです(わくわく
 この熟成を待ってお茶を楽しむ風習の一つが茶道の「口切りの茶事」...どういうものかはこっそり免状持ちの姐さんに聴いてください(謎
 ちなみに中国茶になりますと「陳年」という形で数年〜十数年熟成させるものもあります。また独特の風味が出て美味しいものですよ。

 ただ、PETのお茶のは明らかに一部の個性を強調する作りなんですよね...もちろんあの風味を完全再現、というのは難しいですし、どんな茶葉を使っているか、とかどういう抽出をしているのか...とか深く突っ込むと、とっても怖いことになるので割愛。他のお茶にしても一度目のバリエーションで決定版が出たためしはないので、数年後の進歩に期待しましょう。

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 さて「セカンドフラッシュ」...これが美味しいかどうかは多分にその土地(気候)によります。日本のセカンドフラッシュ...二番茶は渋みが勝ってしまうので単体ではなく、一番茶とのブレンドでよく飲まれていますね。三番茶以降については割愛(笑 ちなみに最近話題の「カテキン」は二番茶以降の方が多く含まれてます...この辺勘ぐると(以下略
 やはり有名どころはダージリンでしょうが、あの辺ですとセカンドフラッシュが一番バランスが整うことは事実ですね。ダージリンの場合はファーストフラッシュもまた別のよさ(香り)があるので特殊な部類でしょう。