お茶に酔う

 続いて吉祥寺。『ジークレフ』さんで先日入荷した『祁門 毫芽』『雲南金芽茶』をいただいてきました。写真は『雲南金芽茶』。

 祁門というお茶はちょっとばかり癖のあるお茶なのですが、こちらはその癖を極めて濃厚にしています。渋みとは無縁、でも濃厚……わざわざ淹れていただいたわけですが、途中でこちらが音を上げました。

私「これ以上は飲めません。酔います。」

 お茶で酔う……冗談のような話なのですが本当にあるんです。紅茶で酔う、というのは滅多にないのですがこれは淹れ方からして紅茶のそれではなく青茶や黒茶のそれですので、当然それに近い形になるのかも知れません。

 しかし今日の店主は意地悪でした

主「あぁ、そうでしょうね。でも次で確実に酔いますよ。」

 言葉に偽り無し、次の『雲南金芽茶』もまた普通のお茶ではありません。口に含んで香りを味わい……って、この香り、味わいは黒茶の雰囲気すら漂わせています。やはり濃厚、豊熟の味……これは酔います。
 事実、先ほどの祁門は「酔うから」と途中で遠慮したのですが、雲南は最後まで飲みきってしまいました……後で思い出してもいつになく饒舌に話してしまった気がします。

 つい他の喫茶店……今は亡き名店の思い出話などもしてしまいながら、こんど新しく出来るお店の話まで語ってしまいました。年末には立ち寄ってお茶が飲めると思うと楽しみです。

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 吉祥寺で幾つか買い物をしているときに電話が。曰く

「某所が落ちているので集合場所などが書いてあったメッセージが確認出来ない。」

 ……あぁ、そういえば朝繋がりませんでしたね(苦笑)他の人は大丈夫かなー……と思っていたら案の定、他の方からも問い合わせが。