ミルクティ向きの茶葉は他にもありますが、いい意味での程よい癖、という意味では確かにアッサムのバランスのよさは認めざるを得ませんね。

次に軟水。こちらは

ミネラル分の多い硬水は、あくの原因となるので避ける。

とあります...イギリスの水が殆どこれに該当することを考えるとえらく皮肉的な印象もありますね。

ここで気になるのは「軟水」が具体的な硬度を示していないことです。一般的に十度以下を軟水とはいうのですが...多少は硬度があった方がミルクティには向きます。日本の軟水でミルクティを作るとどうも色が浅くてあまり美味しい色に仕上がらなかったりするのですが...この辺も若干英国という土地の事情と日本との差がありますね。

差があると言えばミルク。こちらも英国と日本では大きな差があります。基本的に英国のミルクの方が濃厚でかつ美味しいです。日本でも同等のミルクを手に入れることは可能ですが、正直価格差は如何ともしがたいものが...気軽には使えないです。

砂糖...これは確かにそうですね。癖のある茶葉やスパイスを使うとき以外では出来るだけ純度の高いグラニュー糖などの類を使うべきでしょう。